性的欲求の対象が認知的体験で決まるのでは説みたいなのを見て、ちょっと考えてみたくなった。
このブログではこれまで、性的指向性と性的嗜好を別々に扱う説を割とドヤ顔で採用してて、自分は両者をハードとソフトの問題と考えて納得してきた。でもそもそもこの２つの概念って、変態呼ばわりしかしてこないバカノンケありきの「変態じゃないもん」という反論であり阿りな訳で、バカノンケのために編み出されたようなものなんだろうけどその内容が正しいかは別問題。それにハードとソフトっつってもジェンダーとセックスを混同した状態で指向性とか言ってもイミフなんだった。ま、もしかしたら当時の最新鋭の知識をもとに作られたのかもだけど。
人類皆バイセクシャル*1なのだとしたら、少なくとも人間に向く性的欲求には、個人差こそあれ性的指向性って概念はそこまで大きな意味をもたないのかもしれない。だってそれをバイセクシャルっていう訳で。それに性的欲求の対象が一生固定の人もいれば年齢と共に変わってくる人も中にはいるし。
