multipleminorityidentities’s blog

ギリギリでアラサーのギフテッドなゲイの日常

ピラニアのように待っている

誰かが言っていたように、頭の良さって霊感に似ている。霊が見える人に霊が見えているかは霊が見える人にしか分からない。見えない人からは嘘つきだの、かまってちゃんだの、中二病だの、統合失調症だの、霊なんていないだの、散々な言われ方をする。それと同じように、「頭のいい人」の頭の良さは頭のいい人にしか認識されない。霊感のある人と同じように散々な否定のされ方をするけど、下手すると存在していることすら認識してもらえない。相手は自分と話しているけど自分のことを別の誰かだと思っている、みたいな。そして伝えようとしていることを理解してもらえなくて相手は別の話をしてたりする。

自分はこのブログに好き放題愚痴を書いても今のところ生暖かく見守られて何もなく済んでいる。ツイッターや匿名掲示板は絡まれる人多いけど、まだこんな風に好き放題書ける場所がひっそりとあるだけマシ。日本語以外の、例えば英語を話す集団に向けて愚痴を書く場所は自分の知る限りもっと少ない。SNS中心の文化だからかも。英語圏向けの場所に英語で書こうとすると、読解力も思考力も低い人たちが的外れなことを言いながら物怖じせずにわざわざ絡んできたり、邪魔しようとからかってきたりするから言いたいこと言えない。*1あいつらいろいろなことに関心を持って自分の意見を言えるように躾けられてたりするから、考えることが苦手でも突っかかってきてすぐにクソリプで一杯になる。意見を言う前にものを考える訓練させろよとは思うけど、自分のメモ帳じゃなくネット上に書くのは誰かに聞いてもらいたいからで、否定され続けている自分を承認してくれる自分以外の相手を探しているからでもあるわけで、そういう場所がピラニアみたいな人に見つかってしまうといよいよ生きづらくなってしまう。彼ら母数が大きいからきりがないし。

*1:日本語環境でもツイッターや匿名掲示板はクソリプ天国だけど、英語圏の奴ら結構実名でも堂々とコメントしたりするから、あらゆるシチュエーションで良くも悪くも反応がある。

スペックは怖い

自分は親しいノンケにはカミングアウトしたことがあるんだけど、カミングアウトの後の関係が上手くいくかってカミングアウトする方の勇気よりもされる方のスペックが大きく関係してると思う。セクマイに慣れてて気にしないとか、ものすごい人生経験を積んで何とも思わないみたいな例を除けば、理解力があって自分の世界知識をアップデートする能力や新しいものへの開放性が高い人ほど、一般的にカミングアウトの後の関係が上手くいきやすいんじゃないかと思う。*1逆にスペック低い相手はものをなかなか理解できないので、「あ、そう」で済むはずのところを大ごとのように騒ぎ立てて無駄に疲れ果てている。「普段から物分かりが悪いのに、そんな相手にセクマイの話ですか!?」ってなりやすい。

でも、高スペックの相手や例外的な経験値をもつ相手がすんなり受け入れてくれるような恵まれた環境にいる人ばかりじゃない。かと言って、そういう相手がいなければ絶対ゲームオーバーってわけでもないと思う。それを受け入れざるを得ないような状況に相手を追い込んでからカミングアウトすればいいのかもしれない。*2ま、相手に発狂されても面倒だから絶対これが答えってわけじゃないけど。

*1:セクマイはみんな自分を狙ってると思うようなナルシストは分からないけど。

*2:自分の毒親は物分かり良くないけど、たまたま切羽詰まった状況下だったから向こうが(少なくとも表面上は)受け入れざるを得なかった。

逃げたい

ある集団から頼まれごとをしている約束の日がだんだん近づいてきてて憂鬱。あちら様に「俺くんは頭いい」と吹聴した人がいるらしい。でも向こうが思ってる「頭のいい人」のイメージってのは、「●●大学卒」とか「TOEICで何点取った」みたいなリアクションに困るもので、そんなのと同じ扱いなのかよってツッコミを入れたくなった。*1そりゃこっちだってガチの天才と比べたら存在していることを土下座で謝るレベルだけど、今自分は我々から見て「プチ優等生」の知力レベルまでしか恐らく存在できない世界における「すげーあんちゃん」として扱われている。彼らは「プチ優等生」レベルを超える何かが備わっている人が多分今まで身近にいたこともなければ、そういう人を認識することもできないっぽい。なんというか、間に通訳挟まずに事足りるかすごい不安だし、行動が制限されているような、言いようのない息苦しさを感じる。だって彼らの中の人たちにナメられて居心地の悪い思いをするか、劣等感を煽って反発されるかってとこだし。代表でこっちとやりとりしてる父親フェロモン溢れるおっさんが今すぐ抱いてくれないなら正直こんなスペックの離れた集団を相手にやり遂げる自信ない。

*1:大学でも世界レベルなら「ほぼ高IQしかいない」みたいなのもあるだろうけど、そういうのじゃなくて「●●」にはもっとしがない値が入る。

フェードアウト

大学時代の友人たちとの忘年会があった。正直一緒にいて心の底から楽しいと思える仲間じゃないけど毎年呼ばれはするから一応参加してるんだけど、自分が半分透明人間になったような感じで話が進んでいって、「自分この場に必要なのかな」って思う。こちらが何か喋っても反応が薄いっていうか、「あ、こいつ喋った」みたいな、「お前の存在を思い出させないでほしい」的な雰囲気をそこはかとなく感じて一人浮いている状態だった。*1趣味の集まりでもこういうことはあって、どうも自分たちが考えつかないことを言ったり知っていたりするのが面倒で、自分たちだけで水を差されずに楽しみたいからこちらの存在を脳内でシャットアウトしているように見える。でもシャットアウトされている方からしてみれば、テレビに向かって話しかけているような気分になって虚しくなる。もうフェードアウトでいいかも。世の中には自分のことを面白がってくれる人もいれば嫌だと思う人もいるってことで。

もう一つ。DV彼ピと会話していてモヤモヤした話。彼によると、高IQで代わりがいないなら仕事で多額の給与や報酬をもらっているはずで、そうじゃない人は高IQじゃないそう。そして自分の代わりをどうするかまで考えてないと高IQとは言えないそう。とても普通IQらしい立派な発想だと思う。まず全ての高IQがそんな金持ち企業を相手にしてるわけないし、全ての企業が金持ち企業なわけでもない。カネを持った普通IQの世界に潜り込んで世渡りしていける人か、カネを持った同類がいる環境に運良く巡り会えた人くらいしかそんな風にはならない。勿論みんながみんなそんなにラッキーではない。それだけじゃない。雇われる側じゃなく雇う側の人だって中にはいる。それに、代わりがいるかどうかは雇用主や契約相手の側の問題だし。そんな普通IQ目線で高IQのことなんか分かるわけないよね。

DV彼ピは「本当に頭のいい人は馬鹿にも分かりやすく説明できる」的なことも相変わらず言ってたけどそれ、「馬鹿(俺も)を信用するな」ってことだからね。でも頭のいい人は馬鹿だと思う人間を信用なんてしないから心配いらない。それと、相手の能力を否定しても自信を取り戻したりなんてできないから。こっちもフェードアウトはよ。

*1:それを主導していたのは幹事的な一部のメンバーだけど。でもじゃあなんで呼ぶんだろう。

追い風と見せかけて向かい風

普通IQの人のたわいもない話や普通IQ向けのテレビ番組を聞いていると頭が痛くなる問題、これから机に向かおうとする受験生が親に「勉強しなさい!」と言われた時の反応と同じなのかもしれないと思った。もう既にやろうとしている時にやれとうるさく言われると「分かってるよ!」ってなる。分かってることを言われ続けるとウザくなってくる。自分の場合情報が少ない話を聞いていると頭痛がするんだけど、情報が少ないってのは登場する要素が少ないってだけじゃなく、当たり前すぎてそのことが考えるまでもなく前提になっている場合も含んでいる。当たり前すぎることをわざわざ考えるのは刺激レベルの低い分かりきったことに余計なリソースを割くということで、その分集中したい他の処理が邪魔されるってことでもある。勉強しようとしている受験生に勉強しなさいと言う親は子供を追い立てて勉強を促そうとしているように見えて実は邪魔しているってことでもあるし。煽り運転と見せかけてヒューズを飛ばそうとしている、みたいな。*1

*1:普通IQの話に戻すと、内容が間違っていてモヤモヤしたりもするので、処理を邪魔する不純物が多い。

2より大きい数が扱えない人

職場の高IQの人たちだけで久々に飲んだ。すごい話が弾んで楽しかったけどやっぱり、普段の社会生活と比べるととにかく飛び交う情報量が多い。普段仕事の話ばっかりだけど、仕事を離れても相手の話の中に情報があるってことが久々に新鮮だった。2より大きい数は数えられるけど理解できませんみたいな普通の人とは雲泥の差で、この場を離れるとどんな世界が待ってるかと思うと帰りたくなくなってしまった。

次の日カフェに寄ったら、隣にいた声が大きめのおばさん2人の会話が耳に入ってきて気が狂いそうだった。自分からしたら、さも重要なことのように何か言ってはいるけど情報が殆どない会話。自分がこういう会話を聞くと頭痛がする原因って、当たり前のことや雑すぎることや間違ったことが延々耳に入ってきて脳への刺激レベルが足りないとか間違っててモヤモヤするとかってだけじゃなく、さも重要なことのように会話が進行するってあたりもポイントなのかもしれない。たぶん、頭が「大事なことを聞くモード」に切り替わって構えているいるのに当たり前と思うことしか言ってなくて肩透かしが続いて勢いよく転んでしまうからなんじゃないか。中身はスカスカなのに言語形式ばっかり大げさで「こんなのやってられるかよ」って思うってのもある。

実家に帰ったらもっとすごくて、会話なのかすら分からない情報量の会話にプラスして普通IQ向けのテレビ番組が静けさをかき消す為だけにずっと流れていてただの拷問。

凡人の理解力とプライド

仕事で自分以外分からない&できないことをやってて、上の人にちょっと無理なことをやれと言われてそれが無理だと証明するのに苦労している。「こうだから無理」と即答しても「若手で勤続年数も少ない」ことを理由に信じてもらえず、今までの彼らの常識を押し付けてきて「俺くんが半人前だから効率良くできてないんじゃないの?」と言ってくる。*1なので自分にはやってみるまでもなく無理と分かりきっていることを、いちいち自分も分からないふりしてやって見せて「やっぱり無理でした〜」という茶番をしないといけない。内心気が遠くなりそうになりながらやっている。ベテランの先輩を巻き込んだ上で失敗して見せた方が上の人には「こんなベテランの人がいてもこれなんだ」って思わせることができてインパクトを与えやすい。*2分からないならあれこれ口を挟んでこないでほしいんだけど、実物を見ないと想像できないとか、分からないのにマウンティングしないと死んでしまう病とか、やってることの効率の悪さに目眩がする。

*1:要は上の人は状況が理解できないだけじゃなく、プライドも傷つくから簡単には聞き入れない。

*2:ま、巻き込んでも実際には自分にしかできないわけだけど。