multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

一般の人とのたわいもない会話での苦痛について考える

いわゆる普通IQの人とたわいもない会話をするとき、内容が自分にとって当たり前すぎたりどうでも良すぎたりして発狂しそうになる現象について考えてみた。自分の場合、一定時間以上そういう会話が続くと恐ろしいほどの苦痛に襲われる。*1

まず我々と彼らでは会話の仕方が違う。よく言われるように、我々は入ってくる情報を手掛かりに、ゴールにたどり着くまでの道筋を組み立てようとするので、彼らがやるような目的のない情報の羅列は苦手。彼らは単に会話するためだけに会話していて、内容については深く考えていないらしい。てか、会話になってないけど気づいてなかったり。

我々と彼らでは扱っている情報量も違う。我々にとっては考えるまでもないようなことが、彼らには大発見なのではないか。人は適度な刺激がないと発狂するとよく聞くけど、我々の「適度」は彼らの「適度」より大きな負荷を指しているので、彼らの発した情報が自分のような人の脳に入ってくるとき、刺激レベルの閾値設定の問題で、「何か入ってきてるけど刺激ではない」というエラーが起こっていて、それが不快なんじゃないか。

そしてその入ってくる情報は構造がほぼなくて、垂れ流し的に流入してくる薄い情報が、スクリプトの中に混じったゴミ文字列とか、或いは受容体のブロッカーみたいに働いて、思考が普段通り行えない状態に陥ってるんじゃないかって思った。

*1:その場に留まるにはどうしたらいいか考えて、苦痛を軽減させるために会話中にゲームアプリとか始めちゃったりして気まずいんだけど、普通IQの人的には相手が会話を強制終了してどっか行っちゃうのと、相手が目の前にいて話を聞いてくれるけど他のことをやっているの、どっちがマシ?