multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

見透かすスーツ

普段スーツを着ることってあまりないけど、いろんな人からスーツ姿がかっこいい、似合うと殊更に褒められる。スーツ姿の人が他にいても、自分だけ褒められたり。でも自分はスーツを着たら褒められただけで、買うときもなんとなくの好みだけ伝えて店員さんが選んだものを買っているし、スーツが似合っている状態というのがどういうものかは分かっていない(こんな感じか?という感覚はあるけど)。一応調べて、ググって出てきた「スーツの似合う男性」は、年齢を問わずシュッとしてはいるけど、どんなにイケメンでどんなにサイズがぴったりでも馴染んでいないというか、アンバランスな作られた感じというか、無理して張り切ってる感じがする人が多い。一般の人には似合って見えるのかもしれないけど。スーツを発明した民族の人たちを見ても印象はさほど変わらない。なんというか、スーツというもの自体がよくできすぎているのか、着ている人の品のなさや知性の低さがあぶり出されて、シュッとしている中にその人のそういう薄っぺらいところが寧ろ強調されてしまう感じがする。庶民的なはつらつイケメン兄貴みたいな人がスーツを着るとモロに出て分かりやすい。自信なさげだと尚更。若い人でも人生経験を積んだ人でもそこは大して変わらない印象を受けるので、中身が薄っぺらな人は人生経験を積んでも薄っぺらの域を出ないのかもと思ったり。逆に馴染んで見える人(一般に「スーツが似合う」と言われている人とは別)はスーツのあぶり出し攻撃に耐えうるものを持っていて、スーツと自然に一体化している感じがする。なんか話まとまりきってないけど。