multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

性的マイノリティを生贄にする教師

とある教師のこのツイートの教授法、騙される人もいるようだけど、まっとうな人間でいたいなら絶対真似してはならない。

なぜこれがダメかは既にまとめてくれてる人がいる。

note.mu

異性愛者には同性愛をオープンにできないのがおかしいことを教えているのかと思ったら、同性愛当事者には「オープンにするのは危険」と教えているし、しかもアウティング(本人の意思に反して同性愛をバラすこと)によって、その「危険」なことをわざわざ行わせようとしている。何がしたいのか。しかもこの教師、このツイートを批判されて、

と開き直ってた。支持者がいくら多くてもそれは彼らが正しいからじゃなく、知能が低いマジョリティが一見それっぽい内容のツイートにまんまと引っかかったからで、結局当事者のことは無視のただの独りよがりでしかない。同性愛者は異性愛者のオモチャでもなければこの教師のオナニーのための大人のオモチャでもないんだけど。ただの消費行動にしかなっていないし、ものが分からない人は余計なことしないでくれるのが一番の社会貢献ではないかと。

そもそもの話として、性的マイノリティのカミングアウトって異性愛者の性的マイノリティに対する無自覚な弾圧があっての話で、なおかつそこが発端なんだし、カミングアウトの是非や性的マイノリティが気持ち悪いかどうか(件のツイートにあるように「失笑」していいかどうか)なんて異性愛者が決めるようなことではないはずでは?

マジョリティ一般人の傾向として、自分が普通と思っていることの暴力性に自覚がないか薄い。しかも一般人は頭が弱く教養もないので間違ったことを平気で信じてしまうし、彼らの直感だって当てにならないのに直感レベルで結論を出そうとしてしまう。だから間違いを指摘された時の思考と行動の切り替えが遅い。思考回路がショートしてパニックになって逆ギレしたりとか、今までどうやって生き残ってきたのか謎なレベルで切り替えが遅い。とにかくものが分からない人間は余計なことしないでくれ。