multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

ノンケはあたしたちをいやらしい目で見ている

子供の頃に学校とかで「ホモ」、「オカマ」って呼ばれて「中性的で気持ち悪い」といじめられるゲイはたくさんいる。環境からの刷り込みがあるとはいえ、そもそも何でクラスの男の子が男っぽくないだけで気持ち悪いと思うのか、考えてみると謎だったりする。ノンケって基本、他人をいやらしい目で見て性の対象としての品定めをしてるんじゃないか。*1

例えばノンケ男子が男っぽい他の男子とは仲良くできて中性的な男子とはできないってのは、大人からの刷り込みその他もあるだろうけど、ノンケ男子に同性愛的な性質があるからなんじゃないか。*2自分を基準として、相手の物理的な性別と、それと結び付けられた振る舞いとそのイメージに差があるから脳がエラーを起こして不快に感じてるのもあるだろうけど。ホモソーシャルな集団とかもいるし、人類のマジョリティは潜在的にバイ説もある。

人間って体の性別とジェンダーが違う場合があるのと同じように、その人の全ての要素が全部同じ方向に向かって同じ程度に性分化するわけじゃないし。本当は「体の性別とジェンダー」っていう括りじゃなくて、もっとたくさんの細かい要素に分かれていて、相手のそれを認識する機構も1つではなくて、それぞれの分化(見かけ上のものも含む)の結果が上に書いたようなノンケのホモソーシャルな振る舞いなんだと思う。なんか言いたいことうまく言語化できてないけど。

*1:ていうかノンケだけじゃないはず。

*2:そもそも遺伝情報の交換会をやって繁殖する有性生殖というシステムは地球の生物としては比較的後付けで実装されてる機能と考えられているわけで、性分化があまり進んでない状態では同性愛の方が基本なのでは?