multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

役割と余裕

既得権益もないのに自民支持するような人は新しい状況に対応するために頭で考える(情報を処理する)のが苦痛なスペックだからそうなるんだと思う。実際彼らを見てると情報をうまく運用できていない。自分の言っていることも相手の言ってることも分からないし、新しい情報に基づいて思考をアップデートできない。そして押し寄せる情報の脅威に追い詰められている。

人間ってもともとそんなに利口な生き物じゃない。そこそこ利口なのは人類のうちでもほんのわずか。普通の人なんてもともと一般に思われてるほど利口じゃないのに、人口の中の平均に近いというだけで「そこそこ普通」であることを期待され、「普通」未満ではいけないと教え込まれてしまう。その役割の中に収まろうとして、自分たちの能力よりも高度な要求に常に晒されている。*1追い詰められて発狂ギリギリのところにいるからもっと余裕が必要。

彼らの脳内では「普通」未満になることはなぜか死を意味するから、自分たちが「普通」未満と認めることは決してしない。「普通」未満の人を見かけると何もされてなくても叩く。でも自分たちが「普通」未満だと認めて、「それでもええんやで」と思える世界が必要なのではないか。知的障害者の人たちがむやみに「普通」であることを求められないのと同じように、身の丈に合った役割を持った方が生きやすいし気が楽なのでは。*2*3*4

*1:それは自分たちでやってることで、思い上がりとも言う。利口ならそんなずれた認識しない。

*2:今も役割やスペックの区分はあるけど実態との乖離があって、「普通」の人が必ずしも「普通スペック」じゃないし。

*3:サービス業とかがカオスになってイライラするかもしれないけど、従事する側の気は楽。

*4:で、誰が身の丈に合った彼らの面倒を見るのっと。