multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

マジョリティがマジョリティでなくなるとき

高IQが複数いる環境で、ミスった時に八つ当たりしたり、開き直って力で周りを黙らせようとしたりする普通IQがいる。その心理が分からないので考えてみた。

お気持ちやプライドが特に大事な彼らは心理的に発狂ギリギリのところで動いているのではないか。高IQが複数いると「あいつが変なだけ」という、自分のマジョリティ性を隠れ蓑にしてプライドを守る普通IQのおまじないが使えない。高IQは自分がマジョリティでないという事実にある程度免疫があるけど、普通IQの多くは滅多にそんなことを思うことがなく、常に蛇に睨まれたような気分になるのではないか。普通IQがリーダー格だと特に。*1

自分の無能さを突きつけられるので、高IQが平然としていても同じ環境にいる普通IQは結構追い詰められている。*2ただでさえ周りについていけてないのに、ミスると事態の収拾をはからなくてはならず、目の前の現実を否定することで自我とプライドを保とうとしているんじゃないかと思う。

*1:高IQの場合はマイノリティでもIQが高い分気の持ちようは違うけど。

*2:「都会の奴らには負けない!」と変に意識してやりすぎる地方出身者を見たことがあるが、それに似てるかも。