multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

寄せ集めカテゴリの人たちの恋愛

前から書いている通り、同性愛者でなまじ知能の高い人の恋人探しは大変だ。平均から離れている分、人口が少なく雑多な「その他コーナー」にしか見えないグループの中で、いい人が見つかるチャンスは少ない。自分みたいに中途半端な高IQなら人口比率からして少ないなりにそこそこいるけど、同性愛者という更なるマイノリティ条件が加わると可能性がぐっと絞られてくる。そこに更に「優しくてイカついタチかリバのゴリラみたいなおっさんがいい」なんて言ったらもうどれだけ贅沢なのっていう感じで、ごめんなさいもうしませんみたいな。

諦めて普通IQの人を選ぶという選択肢もない訳じゃない。でも彼らとは情報の処理ややり取りに互換性がない。物の見え方が我々とは違うので、例えば会話するにしても、相手の言葉の意味や意図ではなく、言葉の表層上の雰囲気だけを見て怒ったり泣いたりするし、共感されないと怒ったり泣いたりするから高IQの側からすると身構えたくなる。*1すぐ妬むし、「良かれと思って」話をややこしくするし、それ以前に話が伝わらない。伝わってないのに「共感できる」って言われても心を閉ざしたくなるだけだし。*2

高IQ同士なら出会う機会があれば話が早いしコミュニケーションしやすいけど、目的や趣味嗜好が合う人って案外なかなかいなかったり。共通項がそれなりにあってうまく接点がもてるかが問題じゃないかと。

*1:表面的に角が立たないようにするのとかってすごい普通IQ的な処世術。

*2:楽しそうに話しているように見える普通IQ同士でも話なんか伝わってない。彼らにはその自覚がないだけでいたって普通のつもりだけど。