multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

世渡り

普通IQとの関わりは面倒だし、最初は我慢できてもだんだん積もり積もって大きなストレスになる。だからリアルでは既に深入りしてしまった一部の例外を除いて、どんないい人でも普通IQとは必要以上に関わらないようにしている。でも、生活の中で完全に普通IQとの関わりを断つことは不可能。あらゆるところに普通IQはいて、殆どの人が普通IQで、引きこもりでもしない限り逃げ場はない。

普通IQにはこのストレスが分からないらしく、高IQをアスペ認定するための口実にこの言い分を使ったりしている。普通IQだって個人差があるのに、平等幻想みたいなものがあってバイアスになってる(つまり自分たちの複雑さを認知できてない)。

そもそも何が嫌かって、対普通IQの関係は一方的になりがちで、相手の理解力のなさや相手の世界観の暴力的な単純さが否応のない災害みたいに迫ってきて、嫌なのに不可避なところ。「情報を過不足なくインプットして構造化する」、「ものを理解する」ということが不得意な人たちだから説明しても分からないし、お互いの間にある断絶を情報のやり取りで埋めることがほぼ不可能。目の前にいて話している相手の存在を認知することにすら失敗してる人たちに「一方的な関わり方をするな」って言ったって無理だって話になるけど。