multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

フェードアウト

大学時代の友人たちとの忘年会があった。正直一緒にいて心の底から楽しいと思える仲間じゃないけど毎年呼ばれはするから一応参加してるんだけど、自分が半分透明人間になったような感じで話が進んでいって、「自分この場に必要なのかな」って思う。こちらが何か喋っても反応が薄いっていうか、「あ、こいつ喋った」みたいな、「お前の存在を思い出させないでほしい」的な雰囲気をそこはかとなく感じて一人浮いている状態だった。*1趣味の集まりでもこういうことはあって、どうも自分たちが考えつかないことを言ったり知っていたりするのが面倒で、自分たちだけで水を差されずに楽しみたいからこちらの存在を脳内でシャットアウトしているように見える。でもシャットアウトされている方からしてみれば、テレビに向かって話しかけているような気分になって虚しくなる。もうフェードアウトでいいかも。世の中には自分のことを面白がってくれる人もいれば嫌だと思う人もいるってことで。

もう一つ。DV彼ピと会話していてモヤモヤした話。彼によると、高IQで代わりがいないなら仕事で多額の給与や報酬をもらっているはずで、そうじゃない人は高IQじゃないそう。そして自分の代わりをどうするかまで考えてないと高IQとは言えないそう。とても普通IQらしい立派な発想だと思う。まず全ての高IQがそんな金持ち企業を相手にしてるわけないし、全ての企業が金持ち企業なわけでもない。カネを持った普通IQの世界に潜り込んで世渡りしていける人か、カネを持った同類がいる環境に運良く巡り会えた人くらいしかそんな風にはならない。勿論みんながみんなそんなにラッキーではない。それだけじゃない。雇われる側じゃなく雇う側の人だって中にはいる。それに、代わりがいるかどうかは雇用主や契約相手の側の問題だし。そんな普通IQ目線で高IQのことなんか分かるわけないよね。

DV彼ピは「本当に頭のいい人は馬鹿にも分かりやすく説明できる」的なことも相変わらず言ってたけどそれ、「馬鹿(俺も)を信用するな」ってことだからね。でも頭のいい人は馬鹿だと思う人間を信用なんてしないから心配いらない。それと、相手の能力を否定しても自信を取り戻したりなんてできないから。こっちもフェードアウトはよ。

*1:それを主導していたのは幹事的な一部のメンバーだけど。でもじゃあなんで呼ぶんだろう。