multipleminorityidentities’s blog

気づけばアラフォーになっていたギフテッドなゲイの日常

存在自体が見下している高IQ

自分の世界と外の世界を混同している人は多い。自分が欲しくても手に入らないものを持っている人がそこにいるだけで、何もされてないのに見下されていると思って噛み付こうとするし、相手をけなして自分を肯定しているつもりになる。本音の出やすい匿名性の高い環境では特に。自分が勝手に劣等感を持ってそれを自分で刺激しているだけなのに、相手が嫌がらせしていると思っている。自分と他人の区別が付いていない。自分の感性を対象物の属性だと思っているタイプの人たち。*1

劣等感を感じた時に自分の中で自己肯定感を守ろうとするのはやればいいと思うけど、羨ましい相手を否定する事でそれをやろうとしても何の解決にもなっていない。だって自分の劣等感の問題なのに相手を否定して何の意味があるの?自分の話なのに相手の話にすり替えてどうするの?

彼らは自分の外に投影された自分を体験しまくりのVR世界にどっぷり浸かっているので、内的な葛藤が自分の中だけで完結しないってのもいい迷惑。機械を装着して変な動きをしているだけで済めばはたから見ていても可愛いけど、外の世界に存在しているだけで噛み付かれる側からしたらただの精神異常の通り魔か何かでしかない。

「劣等感のある自分が自分を肯定したい」が即「相手の価値の否定」になるのが分からない。これじゃ理不尽なジャイアンになっただけで自分を肯定できてないじゃん。*2自分を追い詰めているのは自分だから。自分の劣等感に気づけないのだとするともうどうすればいいやら。*3

*1:「可愛い動物」、「怖い先生」みたいなの。

*2:「ポリコレ棒ガー」と言ってる輩とある面でよく似ている。

*3:蛇足だけど普通IQは高IQに噛み付くだけじゃなく普通IQ同士でも噛み付き合っていて、彼らのど根性人間ドラマで多いのはやはり自分ルールや独自解釈の押し付け合いから生まれる軋轢とお気持ちヨシヨシのスパイラルだと思う。