「私たちみたいな青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」 ウクライナ報道に見える“人種差別” | イラクやシリアなら戦争が起きて当然なのか | クーリエ・ジャポン
これを読んだ。ま、今までにもこんなことはあったし、「またか」って感じだけど。*1
自分に似た人に何かが起きている方が共感や感情移入をしやすくて心理的にインパクトがあるってのは分かる。でもそこで、誰も聞いてないのにナチュラルに人種や民族についての自分ランキングをねじ込んでくるってのがミソ。幼い頃から「自分達がナンバーワンで他は格下」って思わされ続けて大きくなると自己愛を拗らせた大人になるのかも。
とりま、人種差別する側は自分達が相手より優れてるって序列で判断してるんだろうけど、人種や民族以外にもいろんなものの見方ができることは忘れてないか?例えばちょっと頭いい人からしたら、人種差別する上に自分のしてることにいつまでも気づかなくて、立派なことを言ってごまかしてもあるとき自覚なくイキって本性を晒すようなマヌケな人はとても優れてるようには見えないし。もろにダニング・クルーガー効果の例って感じ。
てかぶっちゃけ、子供に人種差別みたいな根拠薄弱な勝ち負け意識を植え付けて育てるのってある種虐待みたいなもんだと思う。人間はただでさえほっとくと猿山の猿になる訳で。猿の仲間だし。周りにも迷惑だし、成長して責任ある行動を取らないといけなくなったときの更生だって大変。自己愛メンヘラやその予備軍ってのはそもそも生きづらい。多くの人は急激な変化に適応できなくて、幼い頃や若い頃の刷り込みを後生大事に生きていく訳で。それだけならまだしも、人種差別するのはアプデに弱い知能レンジの人が多いし、この思想とこのスペックは地獄の組み合わせ。
*1:真意が分からない発言もあるから深読みしすぎなのも中にはあるかもだけど。